転ぶのは怖い

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2006年 02月 10日

スクーターに乗る小澤征爾

ふと気が向いて通勤のお供に持って出た懐かしい本。
ボクの音楽武者修行
小澤 征爾 / 新潮社
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初めて読んだのは高校生の時。以来ずっと小澤征爾氏は大好き。この旅の最初は船でヨーロッパに渡り、スクーターでパリへ向かうのだが、今回読み直して初めてその移動感覚が実感として理解できたみたい。何せマジメな優等生だった私としては、高校時代はスクーターなんぞ乗ったことなかったから。船で移動は経験があったのだけど。

で、さらに、その時のスクーターが富士重工のラビットであったのも今回初めて認識し、時代の古さにびっくり!そりゃ確かに小澤征爾氏、70歳を超えられたのは存じていたが、書いた当時は26歳の若造。私が読んだのは四半世紀は前で、その時ですら書かれて20年以上は経っている計算だから当然か。(そいでもって私がラビットを認識したのはマンガのおかげだったりする…『派遣社員 松島喜久治』)。125ccのラビットでマルセイユからパリを目指し、ドイツのアウトバーンもぶっ飛ばし、「地べたに張り付いている」という感覚を楽しみながら武者修行を始めた若きマエストロ。わくわくが直に伝わってくるようだ。

時代の古さはあっても、面白さが勝っていて、本日の通勤往復で読み終えた。『のだめカンタービレ』の隣に並べたら再度ヒットしちゃうかもーと、失礼なことを思ってしまった。でもこっちのがで断然面白いしさ。やっぱ他人と同じように生きてちゃ、ああいう偉業を成し遂げる人にはなれないんだなあ。
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by ciclone | 2006-02-10 00:31 | エンタメ


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