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転ぶのは怖い

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2007年 05月 27日

西伊豆ツーリング(その4)

さて明けて2日目。朝8時に朝食をいただいて、雨が降らないうちに帰ろうとさっさと出発。先ずは海岸沿いを走って戸田へ向かう。駿河湾を展望できる碧の丘で一休み。昔バイクに乗ってたんだよーという御老人がいてお喋りしていたら、下からバイクの音が立ち上ってきて、続けざまに7台のバイクが通り過ぎて行った。皆さま先をお急ぎだね。こちらも負けじと再び出発し、山道をクルクルと楽しんでだるま山高原レストハウスでコーヒータイム。本当なら駿河湾ごしの富士山が美しく見えるスポットなのだけど、生憎と天気が悪くてもやっている。ぼんやりと浮かぶ富士も美しいが、ちょっと残念だった。

少し土産物を仕入れたりもしつつ、昼ご飯までにと三島を目指す。ここからだと沼津港に出ておいしい魚介類というのもチョイスにあるのだけど、天気が悪いから早めに帰ろうというのと、三島でも美味い鰻が食べられるらしいという情報で三島になったのだ。雑誌でお勧めになっていた『鰻よし』を目指したが満席で入れず。1時間待ちで席についてからも長く待つのでは帰れなくなるからと諦める。仕方ないから足柄S.A.で何か食べようかなんて言っていたら、沼津I.C.直前で鰻を食べさせる定食屋を発見した。そそくさと入って鰻重4つ!と注文する。うまいーうまいー。鰻そのものの美味しさは成田山のが上だったかもしれないけど、これも十分に美味であった。

沼津I.C.から東名高速。御殿場I.C.のとこで「東名高速で最も標高の高いI.C.」と看板が出ているのを見つけた。そうなんだ。道理で肌寒いはずだ。足柄S.A.で給油と休憩をして、渋滞情報もチェックだ。東京料金所前はさすがに混んでるけど、そこまでは順調に流れているらしい。「じゃあ次は港北P.A.ね」とのリーダーのお言葉があり、まあ海老名S.A.と港北P.A.は17kmしか離れてないし、混むのは横浜町田I.C.付近とかだからそこより東京寄りの港北P.A.が適当かなと了解して出発。しかし、これが甘かった。途中で「やっぱ海老名に寄りたいよー」と泣きながら走るはめに。意外と遠かったのだよ、これが。頑張って走って港北P.A.で最後の休憩。リーダー以外の3人は揃って泣き言を言っている始末であった。

ここから先は首都高までは一緒だけど、谷町JCTで二手に別れる。帰り着いたらまた打ち上げに行くのだけど、とりあえずはここで解散てことにして出発だ。しかも東京料金所前も首都高も工事渋滞していてのろのろしか動かない。おかげで「バイクが熱い」ってこのことかーとしみじみ実感できてしまった。これまで寒い時期や雨の日が多かったので、バイクが暖かいと感じても、熱いとまで思ったことはなかったんだよね。確かに、暖かい季節で、日が照っていて、ゆっくりしか動けないと、エンジンは熱いものだ。納得した。

首都高に入ったところでいったん離れてしまった2台と、谷町JCT手前でちらっと会えて、じゃあねと挨拶を交わす。うちらは5号線で帰るのよね?と思っていたら、そちら方面に赤い表示…渋滞してるじゃん。どうするのかと思っていたら、どんどん違う方へ連れて行かれる。あの…隅田川沿いから荒川沿いに出て帰ろうとしてるんだろうってことは理解できたんだけど、これって私の一番嫌いな左側ガードレールなし状態が延々と続くってことじゃ…。自然と身体がセンターラインに寄って行き、右車線を走っている車にクラクションを鳴らされる。怒られても、怖いものは怖いんじゃいっ。落ちるよー怖いよー怖いよー落ちるよー。それまでは、免許とって1年半経って、かなりまともに走れるようになったわなんて思ってたのに。かっちこちになってバイクにしがみついたまま何とか首都高クリア。下りてから家まではすぐだったけど、バイクを停めたら体がバキバキになってた。

シャワーを浴びて、電車に乗って、上野で最集合して打ち上げ。2日間で走行距離は441km。最後は怖かったけど、そこまではとっても楽しかったので是非また行きたいと思えたツーリングだった。

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by ciclone | 2007-05-27 21:33 | バイクの運転


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